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たまご屋のプロが語る「史上最高のたまごかけご飯」のつくり方

岐阜県羽島市で養鶏業を営む卵のプロフェッショナル、吉川養鶏の吉川真司くんに史上最高の卵かけごはんについて、インタビューしましたのでご紹介します!

Q,最高の卵かけごはんの食べ方について教えてくださいませんか?

A、私は、とっても贅沢に、卵黄だけを2個使って食べます。
まずはご飯をお茶碗に盛って、別のお皿に卵を2つ割ります。卵白はよけて、卵黄だけお茶碗にのせます。醤油を2.3滴たらし、しっかりお米と混ぜ合わせていただきます。
口の中が黄身のオレンジ色でいっぱいになる感覚が大好きなのです。贅沢ですみません、たまご屋なので!(笑)


Q,ご飯はやっぱり炊きたてのご飯がいいですかね?

A,炊き立てのご飯は使用せず、少し時間を置いたお米を使用します。
(時間を置くとお米の中心部分まで卵黄がしみわたる気がするからです(笑)炊き立てだとお米の表面にしか卵黄が絡まない気がします。あくまで個人的な感覚ですが。 白米の量はこぶしほどの白米が基本ですね。


Q,全卵と混ぜ合わせるバージョンはどうですか?

A,もちろん全卵と混ぜ合わせるバージョンも好きですよ。さらっと食べたいときは全卵を使用しますよ。
うちの卵はもちろん新鮮なので、濃厚卵白がたくさんあります。
濃厚卵白って、わかりやすく言うと白身の「ドロッ」とした部分です。それを味わいたい人は、白米をよそった茶碗にダイレクトに卵を割って、3.4回まぜて食べていただくとよいですね。醤油はお好みで~。
「ドロッ」とが苦手な人は。3日くらい卵をねかせ、20回ほどよく混ぜてから食べていただくとおいしく召し上がれると思いますよ。
専門的なことを言うと、時間が経つにつれ、濃厚卵白が水溶性の卵白(濃厚卵白の外側の透明感のある白身のこと)に変化するので、混ざりが良いです。
生まれてすぐの全卵を混ぜるのは結構大変で苦労しますよ(笑)
参考になればうれしいです。


Q,卵かけごはんの他にオススメの食べ方はありますか?

A,やっぱり半熟のゆで卵がおすすめです!固ゆではダメですよ(笑)半熟です!塩で食べてもよし、醤油でもよしの絶品です。
吉川養鶏でも、物販に行くとき限定で作っています。
私たちの作り方は、沸騰したお湯にいれて7分半です。一度にたくさん卵を茹でているので、ご家庭で作る場合は誤差が出るかもしれませんが、参考にしてみてください。


Q,初卵というものがあると聞いたのですが

A,若鳥が産む貴重な卵です、はい、吉川養鶏では店頭で初卵を販売しています。
初卵は、若鳥が卵を産めるようになってからおよそ1か月間の間に産む、とても貴重な卵です。普通の卵よりも小さく、黄身がぷりぷりしています。
グルメ卵の初卵はとても弾力があり、はしでつついてもなかなか割れません。指でもつまめるし、つまようじも何本も刺さります。

初卵は卵かけごはんにしてももちろんおいしいですが、初卵ならではの「たためる目玉焼き」というのがあります。
一般的に、目玉焼きは片面焼き、両面焼き、少し蒸して黄身の表面を白っぽくする、という方法があると思います。
たたむというのはそのどれでもなく、半分だけひっくり返して卵黄を卵白で包む感じです。ポーチドエッグみたいな仕上がりになります。

若鳥パワー炸裂の初卵は、フライパンの上でもコロコロしている感じなので、転がして焼くことが可能になります。
期間限定で販売することもありますので、一度挑戦してみてください。